【横浜市・港南区・港南中央】本当にあった怖い話＜事故物件編＞|システマちっく不動産

KEIAI港南中央不動産センター、合同会社システマちっく不動産の川口です。

不動産業に入ってから、早くも23年目。

そのあいだいろんなことを経験してきました。

 

今日は、そのなかでも怖いお話しをしたいと思います。

 

とある冬の寒い日、お客様のご案内をしていました。

この日、ご案内する物件の中に「事故物件」が入っていました。

 

「事故物件」といっても、きれいにリフォームされたお部屋です。

一見しても、それが事故物件だとおもいもよらないくらい、きれいなお部屋です。

 

けれども、販売図面には「告知事項あり」という一文が。

こういう物件は、ご案内時にかならずお客様にご説明をしています。

 

こちらの物件の場合、３年前に浴室の浴槽内でリストカットして自殺した事件のあった物件でした。

告知物件の場合、事件のあったお部屋の現場で、ここでいつ何が起こったのか？…をご説明しています。

今回の場合、浴室に来て、「この浴槽の中で３年前にリストカット自殺がありました」と説明をしました。

 

あまり気持ちの良いことではありませんが、こういう事実は告知しなければなりません。

いままでいくつも事故物件のご案内をしてきましたが、とくに何かあったわけでもなく、今回も普通にご説明をしていました。

 

説明が終わって、浴室を出ようとしたそのときです。

なぜか喉がカラカラに乾いて、セキが止まりません。

お客様も心配そうな顔でこちらを覗いています。

 

お部屋のご案内が終わって、お部屋を出たそのとき、なぜか不思議なことに、セキがピタリと止まったのです。

その後は何事もなく、終わりました。

 

事務所に戻って、ことの始終を賃貸のお姐さんに話したら、「アンタ！　悪い霊がついているかもしれないから、背中を出して！」…といわれてしまいました。

背中をドン・ドン・ドンとたたかれて、その日は何とかことなきを得たのでした。

 

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