【横浜市　港南区・南区・栄区・磯子区・鎌倉市・藤沢市】告知アリ物件って売れるの？|合同会社システマちっく不動産

お世話になっております。

KEIAI港南中央不動産センター、合同会社システマちっく不動産の川口です。

たまにこんなことを訊かれることがあります。

＞告知物件とか訳アリ物件って売れるの？

訳アリ物件…というと、たとえばこんな物件ですね。

●殺人事件のあった物件

●自殺があった物件

●お部屋の中で病死してしまった物件

●売却物件に関係する人が、何らかの犯罪を犯してしまった履歴のある物件

●騒音問題、匂い問題などのトラブルを抱えた物件

●ご近所トラブルのある物件

………などなどが挙げられます。

そのうち、比較的売りやすい「訳アリ物件」とは、どんな物件でしょう？

実は、こんな物件は、価格さえ妥当であれば、比較的売りやすい物件だといえます。

●殺人事件のあった物件

●自殺があった物件

●お部屋の中で病死してしまった物件

とくに「お部屋の中で病死してしまった物件」は、比較的売却しやすい物件だと思います。

ただし、孤独死で、死後数日してから発見されて、お部屋全体が特殊清掃しなければならなくなったお部屋は、売却の難易度が高くなる傾向にあります。お部屋のダメージ次第では、解体しなければならないケースもあります。

＞病死はわかるけれど、殺人や自殺のあった物件の場合は難しいのでは？

ええ、自然死や病死の場合と異なり、自殺や他殺は事件性の高さで、売却の難易度は一気に上がります。

しかしながら、これも価格設定次第では、売却可能です。

実はこうした訳アリ物件狙いで探しているユーザーの方が一定層おり、そうした物件をターゲットに日ごろから探されれている方もいらっしゃるくらいです。

相場よりも2割～3割安く購入できるのであれば、お部屋で起こった不幸な出来事は気にしないというユーザー様もいらっしゃいます。

実際、わたくしが過去に知っている物件では、10年のうちに2度自殺があった物件がありましたが、半年も経たずに買い手様が現れました。

＞それでは、本当に売りづらい条件の物件とは？

本当に売ることが難しい物件とは、なんらかのトラブルを抱えており、現時点でトラブルが解消されていない状態の物件だと思います。

主だったトラブルというと、音問題、匂い問題、なんらかのトラブルメーカーの方が近所にいる問題などが挙げられます。

これはお部屋自体の問題ではなく、お部屋に関係する人間たちの問題なので、より一層やっかいですね、。

いずれにしても、物件を売却するうえでは、「物件状況等報告書」や「付帯設備表」などのチェックシートで、そうした問題の有無を確認させていただいています。

一番怖いのが売買取引が完了した後に買主様から「こんなはずじゃなかった」と苦情を言われることです。

そうした苦情を事前に回避するためにも、売却する側は「不都合な事実も含めて、ありのままを正直に開陳する」という姿勢が望まれます。

不動産のことで、なにかお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

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