合同会社システマちっく不動産

【横浜市・港南区・日野】東京都八王子市・お城巡り探訪記…八王子城跡…其の③御主殿編|システマちっく不動産

お問い合わせはこちら

【東京都八王子市】お城巡り探訪記…八王子城跡…其の③御主殿編|システマちっく不動産

【東京都八王子市】お城巡り探訪記…八王子城跡…其の③御主殿編|システマちっく不動産

2022/12/03

いつもお世話になっております。

KEIAI港南中央不動産センター、合同会社システマちっく不動産、代表の馬場通友(ばば みちとも)です。

 

わたくしの投稿では、趣味である城巡りをお届けしております。

前回に引き続き、今回も「八王子城」を取り上げます。

こちらは全部で3部構成に分けてご紹介させていただきます。

 

八王子城は、知る人ぞ知る「日本100名城」👏👏

どんなお城か?…と申しますと、一言ではとうてい語りつくせません。

それだけ「濃ゆい」内容のお城です。

 

今回ご紹介する3部構成ですが…

 其の① 歴史編…前前回の記事:八王子城のはじまりと終わりについてお話ししました。

 其の② 登山編…前回の記事:山登り編でした。

 其の➂ 御主殿編…今回の記事

…とさせていただきます。

 

【今回のお城】 八王子城址 (日本100名城 第22番目)

 

城郭構造 山城

天守閣  平地があまり広くなく天守閣などの大きな建物は、なかったと考えられる。

現在   高台に石碑と小さな建造物あり

築城者  北条 氏照

 

其の③ 【御 主 殿 編】

 

八王子城の戦いが一日で決着がついたことは、其の①【歴史編】で申し上げました通りです。

この戦いの中で言葉を絶するような惨劇があったことをお伝えしなければなりません。

 

※前々回の要約

秀吉の天下統一に際し、打倒北条氏を標榜する豊臣大連合軍側は、八王子城を襲撃。

前夜のうちに霧をぬっての奇襲作戦に出た。

強靭な主戦部隊が東正面の大手口*と北側の搦め手(からめて)*の両方向より侵攻。

すなわち、主戦部隊が、表門と裏門、両サイドから攻め入った。

結果、1000人以上の死傷者を出す激戦となる。

豊臣大連合軍は、一時攻撃の足が止まったものの、絡め手側別働隊の奇襲が成功。

その日のうちに城を落とした。

 

※大手とは、城の正面。また正門のこと。追う手。対義語→搦め手。

※搦め手(からめて)とは、城やとりでの裏門のこと。陣地などの後ろ側。対義語→大手

 

 

 

じつは、八王子城本丸は戦うためのお城でした。

これは自然の丘陵地帯を活かした山岳地帯に築城されたことからも明らかです。

北条氏照が生活する場は、現在の平地にある「御主殿跡」にあります。

平時、氏照は正室・比佐を初めとする城内の婦女子と共に、御主殿で暮らしておりました。

 

既にご存じの通り、天下統一にあたり秀吉は「小田原城の落城」を一大目標に掲げました。

小田原城攻略が目下の攻略目標なのです。

小田原城の支城である八王子城の戦いは、むしろ副次的な意味合いしかありません。

そうしたわけで八王子城陥落のために多大な時間を割くことはできません。

メインは小田原城陥落、八王子城はあくまでもサブ。

…そのように秀吉は連合軍に指示を出していました。

 

小田原城本丸攻略の前哨戦として、八王子城・御主殿に住む人々が、連合軍側の犠牲になりました。

結果、八王子城は陥落。

それにより、北条軍のモチベーションが急速に低下。

結果として八王子城陥落が、小田原城明け渡しの決断に踏み切らせたのです。

 

 

惨禍の八王子城…

…わずか3千人の軍勢で、歯が立たず降伏することも許されず、女子供とも斬首。

生き残った者も「御主殿の滝」に身を投げます。

まさに八方塞がりなのでした。

北条氏側の人々が次々と身を投げ、自害して果てた滝。

その滝は、三日三晩、鮮血により赤く染まったと言い伝えられています。

現在八王子城の心霊伝説の多くは、この惨劇の地、御主殿の周辺で聞かれます。

その伝説によれば、御主殿跡地からは、どこからともなく女性の声が聞こえてくるそうです。

その声は、無念さとこの世への怨恨を孕んだ、うら悲しいすすり泣きの声だそうです。

 

写真は、曳橋(ひきばし)と言われるもので、整備された御主殿跡へ入るための通路です。

当時はこの位置に簡単な木橋をかけ、その橋を壊すことで敵の侵入を防いだと考えられます。

ただ、それが本当なのかどうかは、定かではありません。

 

その後、新領主となった徳川家康によって八王子城は廃城されました。
八王子城の怨念を恐れて、廃城したと伝えられます。

さすがにこれほどの惨劇があった場所ですからね。

不動産屋だったらここは、「訳アリ告知物件」となってしまうでしょうね…(◎_◎;)。

 

今回も前回の本丸跡とおなじく、御主殿跡にたどり着くことができませんでした。

 

その理由として、石垣と森の写真にヒントがあります。

 

………みなさん、お分かりでしょうか?

 

そう、なにを隠そう野生のサルがいたからなんです。

 

八王子城、いまもなお「秀吉」に支配されてしまっているようですね。

まことしやかに伝わる心霊伝説よりも、目の前のおサルさんにビビりましたよ…(-_-;)

おサルさん、近くだとやっぱりコワいですよね。

 

そうしたわけで、八王子城、また来よう!

…と強く誓った一日となりました( ´∀` )

 

〇問い合わせ先……… stmfudo@outlook.jp

〇電話番号……………… 045-353-8674

 

----------------------------------------------------------------------
合同会社システマちっく不動産
〒234-0051
神奈川県横浜市港南区日野2-2-1 広地ハイツ102
電話番号 : 045-353-8674


----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。