【横浜市 港南区】負担付遺贈の遺言とは?|システマちっく不動産
2023/01/14
お世話になっております。
KEIAI港南中央不動産センター、合同会社システマちっく不動産の川口です。
ここにある家族がいます。
父・太郎(75歳)…まだまだ元気
母・花子(73歳)…最近認知症の症状が出てきた
長女・恵(45歳)…父と母のいる実家から1時間ほどのところに居る。
長男・良雄(42歳)…父と母のいる実家から2時間ほどのところに居る。
父・太郎は母・花子が最近認知症の症状が出てきたことを心配するようになってきました。
ある日、父・太郎は長女・恵と長男・良雄にこういう不安を話しました。
【太郎】
自分も歳だし、自分が亡くなった後、花子の面倒をどうするのか?最近心配なんだよ。
万一の時には、この家を売却して現金化して、生活の資金にしなければならない。
花子の面倒を見るにせよ、近い将来、サ高住のお世話になるかもしれないし、その時の資金の融通も考えなければならないな。さてどうしたものか…。
【長女・恵】
そうね、お母さん、最近忘れることが増えてきたよね。
【太郎】
うん、そうなんだ。俺ももう、80手前になってしまったし、どうしたもんかと。
【長男・良雄】
それなら、こんなやり方で資産管理するのはどうだい?
「負担付遺贈の遺言」をお父さんはつくるんだ。
母さんの面倒を一生見る代わりに、これこれの財産を誰々に遺贈する」…って書くのよ。
そして、恵ネエさんに資産管理を任せる。
いいかえれば、母さんの相続分を恵ネエさんに渡すんだ。
それで、恵ネエさんには、毎月必要な経費を恵ネエさんの口座から引き出してもらい、花子母さんのために使う。
だって、お母さんが遺産をたくさんもらっても、認知症になってしまっては、遺産の管理も、運用もできなくなってしまうからね。預金の引き落としも、お母さんではできなくなってしまうんだよ。
だから、こういう方法があるんじゃないかと思うのさ。
…こういうやりとりの後、良雄さんのアイデアを感心しながら聞いていた一同。
しかししばらくしてから、恵さんは納得のいかない表情を浮かべました。
【長女・恵】
それって、わたしがお母さんの分を多く貰うんでしょう?
そのやり方、万一の時には厄介なことになるんじゃないかな?
長女・恵さんの心配、それは「負担付遺贈の遺言」の弱点を見事についたものでした。
この話はまた次回…
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